Author Archives いとう優歌

Untitled

2022/12/17
/ / /
Comments Closed

『ハイは一回』
憲法のどこかに書いてあったと思いますが、挨拶もそうあってほしい…と願うのは私だけでしょうか。

ごはん屋さんで帰りがけ
「ありがとうございます、ありがとうございました。」
と言われ、一度かわした言葉はもう香らないのかと哀しくなりました。

明日になれば今日は昨日だ。
師走ですね。

Read More

Untitled

2022/11/06
/ / /
Comments Closed

風呂からあがると、
ちょうど洗濯がおわった。
LPも一周して、空っぽになった。

足をとめ、鏡をみた。
あかるい静けさのなか、さて何をしよう。

Read More

『予定』更新しました。

2022/09/29
/ / /
Comments Closed

今週末の予定を更新しました。
神戸のパコカパは移転OPENです。

荒いですが、時勢を意識した新曲をお持ちします。
やっぱハロウィンですよね。

また今回の演奏は収録して、
時限的に配布を予定しています。
ナイショでご来訪のかたはマスク厚めで、声が漏れぬようにね。

Read More

Untitled

2022/09/15
/ / /
Comments Closed

先々々週のJIRO’sの12周年ライブ。
来てくれたひと、これなかったけど気にしてくれたひと、
そのどちらでもないひと、ありがとうございました。

私はゲストVo.のいでたちで常連さんからすれば
「誰?」だったでしょうね。どうも誰かです。
参加は1曲でしたが多くを学ばせていただき、
つくづく音楽ってミュージックだなぁ、と痛感しました。
しわよせ、だなァ。

今後のイベントでもお目にかかれますように。
経済、回していきましょう。
(政府のガイドラインに従って)

Read More

人は誰しも、ダルシムなのか

2022/09/05
/ / /
Comments Closed

ヨガの話題を手土産に、リビングで深夜をむかえる。
あらためてヨガってなんぞや、と字引いてみる。
いわく ”ヨガ” の発音はネイティヴに遠いらしい。 ”ヨゥガ” だそうだ現地では。
彼にあやまらないといけない。

彼と格ゲーで出会ったあのころ。
わたしはまだまだ思春期で、いいかっこしたかった。
すべての民草どもが、あまねく、いいかっこしたいものだと思っていた。
だから ”ヨゥガ” っていう彼のことを、
「秘奥義がちなやつ(必殺技の名前をいうときだけ大振りないいかたになる)」として蔑んでいた。
そんなに溜めたらフリーザ様も待ってはくれないよ。東京に行かないほうのオラを思いながら。

よわい犬ほど…とはいうが、やはり多弁な芸術家というのは寡聞におもう。
とはいえ作者没して完成する芸術なんて哲学的なようで、やはりすこし、いやだいぶ、さみしい。
人間それじたいが芸術なのではないのだから。

もともと核のない話がおおきく逸れたが、ダルシムは間違っていなかった。
あの国際色ゆたかな乱痴気騒ぎのなかで、ネイティヴな発音を維持することのむずかしさは想像に難くない。
『Ken likes Masao』すら、マッサーオ、といってしまいいつも悔いているのだ我々は。

Read More

Bleakingfast on Ghibli

2022/07/31
/ / /
Comments Closed

朝のカフェで。

カウンターの向こう、がっしり目のお姉さん。
私「コーヒー、ラテに変更できますか?」
彼女、マスクの向こうでちいさく笑み、スチーマーを
「プシューッ」てやった。
おソノさんの旦那かと思った。

ラテをいただく。慌ただしいホールに向かって彼女、
「おチビちゃんテーブル拭いてきて。」
おソノさんかと思った。

Read More

ピボット

2022/07/31
/ / /
Comments Closed

父が車を替えた。
キャンピングカーから、でかいキャンピングカーになった。
コンビニの居抜きはコンビニになることも多いが、父はどうやらコンビニであった。
私が幼い時分から父はキャンピングカーの雑誌を読んでいた。手を離れてやって誇らしい心持ちだ。

ここで一句。
キャンピングカーが
ずっと家の車庫にいる

Read More

Untitled

2022/07/23
/ / /
Comments Closed

信号まち。
日陰をゆずりあって、知らないもの同士がちいさな話をする。
結局ふたりとも納まっているから、慣れない記念写真みたく硬くなっている。
陰なのに、木漏れ日が差したみたくやわらかい。

どうだ、世界。
まだまだ人類は、
こんなに距離を縮められるんだぞ。

長すぎる愛着のおあずけに、
味の記憶はうすれてゆくから、
よけいに探してしまう。
たしかに昔、おなじ料理をつついた。
肩をたたきあって笑った。

口と口をつけるのが口づけの由来だ
と知った君は、顔をゆがめた。

Read More

Untitled

2022/07/18
/ / /
Comments Closed

わかい音楽仲間と、ばったり会った。
おたがい十台二十代のころから知っていて、
いまや三十代四十代だ。

そんな音楽仲間と、ぐうぜん再開した。
整骨院で。
なるほどこれが三名四名となって、
医療費を嵩上げしているのか。
いつか、いよいよほんとに寝たきりになっても、
協会けんぽには足向けて寝れないな。

「久しぶり!元気〜?」
「…元気じゃあ、ない」
そうゆうのが定番化したりして。

Read More