わんぱく大統領

2015/09/28

今日はポテトサラダをたくさん食べた。
200グラムは、食べたんじゃなかろうか。
ポテサラは時間とポテトのあるときに
ごっそりこさえて、冷蔵しているのだが、
酸っぱくなるリスクも、それが食べ物−食べるためのもの−であるということにも目をつぶって、
かたち有る存在、おかずで満たされた生活が切迫することを恐れ、なかなかたくさんは食べられないでいる。

じつに格好のわるい話である。
「ひとりになるのがこわいから、恋はしない」
まだそんなこと言ってんのか!
この歳で!冷蔵庫に向かって!全裸にソックスで!

でもそれを今日はたべた。
別に乗り越えたわけではない。
けれど、さいきんになってやっと分かってきたのは、
じぶんのしってる料理のほとんどが『旬』をもっていて、
ほしい!と思ったときが買いどきというのは嘘じゃないなと、思えてきた。

昨日、神戸にいて、大きなきれいな月を見た。
ほどなくしてハッとなって、あとでじっくり見ようとあわててバスに乗り、もどってきた徳島で見た月はまるいけれども、すっかりしぼんでしまって空に高く、あれ、今日の月は神戸にあったのかな。
と思った。