不思議なことがありました。
おとといの晩、窓から飛行体がはいってきて、
ミツバチよりも大きめで、黒いやつでした。
空き瓶をそっとかぶせてフタを差し込み、
玄関先にだしてフタをあけました。
さっきゴミだし行ってておもい出し、
ああ回収しとかなきゃ
と近づくと
むし、瓶のなかで死んでました。
いま思えば危険な民家に飛び込んで
60ワットにぶんぶんゆうてたあのときが
禊をおとす行為だったのか
死というのはいかんせん
ボリュームが有り、すぎて
昔なんて嫉妬さえしてましたが
未だに、私の知らないところで何かが死んでいくというのは思考を遮られてなりません。
私が死んだとき 地球の反対で
あつく燃え上がる高校生のカップルや
はたまたそばの公園で
欠伸をする猫や