2013/06/03 by いとう優歌 in 記事 もし君に時間があるなら 24時間、一緒にいよう 君のからだが、日と月と どう関わってゆくのかをみせて欲しい たとえば君が翳ったときは 僕のパンをあげよう 君のからだを 僕のからだで 満たしきる そういうのもいい 君が排泄したものや 飛ばした言葉 すべて僕は欲しい 薄汚れた布地の 洗い上がった瞬間を 僕のふくよかな指先でなぞり 名前をつける 人形のような二の腕から ポツポツと 体毛が芽を出し始めたら 地球に吊られて生きている そのことを 瞬いた数だけ 実感しましょう ← Previous Next →