一日の締めのビールは美味しいけれど
果たして本当においしいのかなと、うたがわしい24時台も珠にはある。
そういう時は決まって、例えじゃなく本当に苦い。
本当に、舌上がきゅーん、と犬鳴きする。
この歳にもなってまだ、そんな作り笑いしてんのか
そろそろみんな、義務教育おわるぞ。
サビの為だけのBメロは、聴けば聴くほど後味を悪くする。
ここでふと、先日のマザーメリーが0時の方向からやって来て私に言う
「呑みたい時だけ呑めばいい」
わぁってるようっさいな。
この問題のこじれているのが、本当は冷蔵庫あけるくらいから薄ら気付いているのだけれど、口つけちゃえば赤い実もはじけるってもんでショ、でやっぱりだめだった。てゆうこと。愚かだほんと。300円捨てちゃって。
一応ユニフォームに着替えてはいるので後に引けず、じゃあ何か他のものはないか、と自販機を覗き込んだりして。サイダー!とか買ったりして。でもやっぱりだめで。
マザーがやっぱり囁きかける。
「飲みたいものを飲めばいい」
そう言われてもなあ…こうも空振り(400円分)繰り返してるんだからもう本当にわかんない。
ビールっておいしいの?
ジュースっておいしいの?
飲み物って、いるの!?
どんな漢字で武装したって所詮は線の集合体なんだな。穴が必ずどこかにあって、鎖帷子専用の細い武器、みたいなのが発売されればすぐに、
自分の欲求に自身がない。
いや誤字じゃなく本当に自身が。
ビールが美味しくなったのはいつからだっけ。
ビールが美味しくなくなるのは何杯目からだっけ。