さきほどのこと。
アイスクリームをペロペロ、し乍ら帰宅してみたものの
ソフトでなくラクト、チョコレートに護られたそれが
とても私の舌などには融ける様子も無く
仕方なくかぶりついた私は前歯を茶色に濡らして、結局アイスが食いたかったのではなくアイスをペロペロし乍ら帰宅してみたかっただけの
そんな世間知らずな大人なのだなと、しんから寒さを感じて居た。
すると道沿いの民家から
男児、3〜5歳くらいの可愛らしい声がするではありませんか
「あ、バーブー。あ、バーブー。」
うそつけ!と窓越しのシルエットに唾を吐き、すこし安心。
みんながドラマになりたがっているのだ。
最近のお子様はリズム感が良くなった、と言われて久しい。
その男児の『あ、』は16分音符で、『バーブー』の前振りとなっていた。
聴き様によっちゃ『above』とも取れるな。
最近のお子様は英語慣れしている、とも言われて久しい。