2018/02/27 by いとう優歌 in 記事 君がくれた、たくさんの袋、おしぼり。 水面をいろどるたくさんの硬貨は通貨としてこそちいさいが、枚数がやけにおおい。 僕がそこでながくすごしていたことを証す、白くてながい紙。 ところどころ黒が差している。 世界じゅうの夜光虫をつめこんだショウルームは 夜という路地をぬけてきた泥を漂白してしまう。 あるものは用を足し、あるものは退屈を求め、 またあるものは湯気のたつ小籠包に辛子と酢醤油をつける。 君がくれたもの。 かわらない挨拶とポイント。 ← Previous Next →