記録的にのびた前髪を6畳間のお日様に向けて
自分のログを読み出しているときです。
ふと、その毛先が
枝毛であったり
切れ毛であったり
先細であったり
クラスのみんなに個性があるなあ、それはよいのですが
辛うじて生き残った、断面のきれいなタフガイ達。
まるで光ファイバーのようにこちらを見ている。
これがはたして自分なのか
ちがう誰かなのか
はたまた誰でもないのか(私の勘違いか)、ま正解ゆうたらコレなんでしょうが、もちょっと遊ばしてください。
ということはぼくたち人間、口でいうことが手でつむぐことがさして、伝えきれていないのかも知れない。
怒って毛が逆立つのはそのせいか。裂けたり切れたりすぼんだりというのは。
自分が自分でわからない。
自分がいちばんわからない、なんて贅沢言ったり。
今の自分が社会性の結晶なら、酔ってぶっ転げてるときの自分がほんとう?
おーい、もう誰もいないから出てこいよ。
何を考えているんだお前は。
とりあえず飯、食ってこよう。