30さいになったら。

2012/10/26

さっき、うちまでの帰り路
どこかの会社の駐車場
上着を着てないおとこが二人
なんかごそごそしながら、かつそわそわしながら
蚊のような声で話して、ました。

「そこまでですコンニャロ悪党のみなさん」
「ムムッ!?ガキはすっこんでろい!」
「ふっふふ…このスタジャンとキャスケットに欺かれたご自分の眼を、せいぜい恨むがよいでしょう。」
バン!
「実は私は、30さい、なん、です!」
「えっマジっすか!」
「先輩じゃないすか!」
「そうです、どうだ。」
「いや敬語とかいいっすよ!タメ口でいいっすよ!」

西新町が好きです。