今日もめしが食える。
ここ最近の週末のごちそう、ブロックベーコンを丸焼きにする。150gくらいかな。
昔なんて業務用のぐちゃ詰めスライス買ってきて並べて小分けに冷凍したのをさらに薄くスライスして、五感すべてで味わって食べてたもんなあ。ベーコン見つめご飯。ベーコン嗅ぎご飯。

今日も仕事があって、金がもらえる。
お金の代わりに財布から、今何か落とさなかったか。
角のくずれた、7割たまったポイントカードのこととか、今笑わなかったか。

みそ汁のさめない頃合いをみて週に一度、せめて年に一度はこうしてわざわざ、
感謝『してみる』ことはいいと思う。
けんちん汁ならもっとさめにくいとも、思う。
ああめん。

不思議なことがありました。

おとといの晩、窓から飛行体がはいってきて、
ミツバチよりも大きめで、黒いやつでした。
空き瓶をそっとかぶせてフタを差し込み、
玄関先にだしてフタをあけました。

さっきゴミだし行ってておもい出し、
ああ回収しとかなきゃ
と近づくと
むし、瓶のなかで死んでました。

いま思えば危険な民家に飛び込んで
60ワットにぶんぶんゆうてたあのときが
禊をおとす行為だったのか
死というのはいかんせん
ボリュームが有り、すぎて
昔なんて嫉妬さえしてましたが
未だに、私の知らないところで何かが死んでいくというのは思考を遮られてなりません。

私が死んだとき　地球の反対で
あつく燃え上がる高校生のカップルや
はたまたそばの公園で
欠伸をする猫や

うどんのことを考えながら寝ます。
おやすみなさい

か～れ～し～
なぁぜぇな、くぅのぅ。

と白々しくうたう彼女。

「どんどんもっと～」
ていおうとして
いい間違えてしまい、
さらにその画を想像してプッとなり
お相手に失礼をきたしました。

洋書をよむと、
だれかに（できれば迷える十代に）
ウィンクしたくなるのは
私の心が弱いのでしょうか。

ベージュのユニットバスに
ベージュの灯火
トイレロールもベージュにしてみたら
ホワイトバランスがおかしくなっちまって
善人同士の戦争をなだめるのに大変です。
よくよく考えるとこれが白色、なんて
どれだけ不確かなことか。
白々しい清潔感は苦労を伴う。
君のおむつぐらいが丁度いい。

あなたにとっての白、は何ですか？
ご意見くだされ。

夢の中で素敵な曲やフレーズが３つも浮かび、
あっやべっ天才や、でも天才すぐに忘れちゃうから目覚めたら速攻レックだねと、目覚めて速攻レックしたのですがそれも夢でした。
今度こそ、とほっぺをつねりながらレコーダーにくちづけるも、１どレコった安心感でおねしょといっしょに流れており、ただまわり続けるテープに私はオハヨウと、九官鳥の声を吹いたのでした。

たのまれた曲を仕上げるべく
先週、取材に行ってました。鈍行で甲浦まで。
おばちゃんがもぎたての生姜をくれたので
今日、生姜焼きをしたのですが
生姜をわすれてました。焼きです。

今回の生姜焼きは只の自分の好物ではない、
そこに生姜を用いることはおばちゃんのお気持ちをうけるという、いわば神事だった筈です。
神父と客しかいない結婚式がありますか。
水のないプールへ飛び込みますか。

今夜のわたしの失態は
『徳島市の男性、エアー生姜で今年一番の冷え込み』
と巻物にでもしたためて、後世に残していこうと思います。

十代のころは野菜なんて食べないか
トイレに行ってた

二十代になると
食べたほうがいいのだろうなと一応

三十代になると明らかに
からだが欲してる。