昨日までの2日間で
カツカレーを3食いただきました。
みなさまにも勿論、ありますよね。
食のノスタルヂイ。
私にとってはそれが
喫茶店のカツカレーなんです。
洗濯物のすずらんの香りがお昼を知らせ。
あら、カツカレーなんてどうかしら。
行きつけの喫茶が閉まっていたので、
文理大近くの初門を叩く。
しかし…カツがない。カレーしかない。
でも店内物色しながら5分かけて着座した以上(ミュージカルを髣髴とさせる運び)、今更「また来ます」は言えない。
仕方なくカレーを。カツレスカレーを食べ、読まない文春読んですごすご帰る。
こうなると私のやけくそが始まりました。やばい自分の中の魔物が、魔物がいま、この街のカツというカレー全てを飲み込もうとしている…!(よい子のみんなはよく噛んで食べてね)
しかし魔物、打ち合わせの為高松へ移動。
夕食の頃合になって、勿論矛先はカツカレー。でも大人の会合だから焼き鳥とキリンビアをやっつける。ほんとはカツカレーが食べたいのに。でも大人だから。
大人になった魔物、飲み過ぎて足を逃す。会を終えてひとり漫画喫茶に宿をとり、カツカレーあるかなと思いきややはりカツがない(あってもさすがに入んないけどね)。
仕方がないからムフフ動画でも見まくろう、と思いきやモニタがワイド画面のため、女優さん全員ぽっちゃりしててちょっぴりホームシックになる。腹いせにティーパック全種をポッケに入れ、入れたが為に翌朝、お会計のときにゴソゴソする。そして徳島へ。
着徳すると時計はもうお昼。徳島駅そばの喫茶の初門を叩く。ランチもやっているし期待できそうだ。
そして来た、もっかい言う。来た!
Oh,you are myカツカレー。スプーンがナプキンにくるまれてないのが残念だが、紛れもなくカツabobeカレー。しかしここで予想外のトラブル発生。
口に運ぶと…うまい。
だめ、なんですよ。
私が求めてる喫茶店のカレーって、
・カレーは安物の缶詰カレー
・カツだけはちゃんと手作り
(あと、できればスプーンはナプキンに包んで欲しい)
これが原則なんですよ、当然でしょ。
グルメブームなんて言葉ももはや苔むしてますけど、つまるところ金出せばうまいもんは食える。
だから、ああ神様ごめんなさい、わたくしめ逆に贅沢なていたらく。敢えて不味いものに資本を費やすなんて。まさにモノ余り。
だからいらないんですよ。
下手に上手いカレーなんて。
初日のカレーもそうだったんだけど、頼むから煮込むのを止めてくれ!スパイスからの手作りなんか止めてくれ!
うまくなっちまうじゃないか!
さて完食はしたものの、このまま飯だけ食ってスッと出るのはまるで私が飯を食いに来たみたいで、純喫茶に失礼だ、などと拱いているとお客様がどやどやと。そう言えば表に『マチアソビ(マチ☆アソビ?)』の幟があったもんね。
席を譲る振りして退出しました。あ~肉、固かったなあ。
そうするとあとは暮れるのみ。
私の中のサザエさんが明日に背を向けて走り出します。
このままお前はかつかれないまま、会社に行くのか。
嫌だ~!
しかし夜ともなると純喫茶は閉店ゴーイング。
私のエンゲルももはや直角に近いくらいの昇り竜。
そこで
ほか弁にしました!カツカレー弁当540円。
すると
カツon theご飯+レトルトパウチ、の組み合わせ。
嗚呼成程この安さはパウチ開けるときにどうしてもうまく裂けなかった片側を無理矢理引っ張って服に付いたときのクリニング代につながるわけじゃな。
ま私の学識はさておき、おもむろにいただきます。
あっこれ!合格です。
若干の味の違いは有るものの、香りやチープさは缶詰に肉薄し、
昼に引き続きまだ筋張っているものの、トンカツは理想的なきつね色。
これは素晴らしい!最後まで粘った甲斐が有ったぞ!安いし早いし近いし!いやあ灯台下暗し、とはまさにしてやられたなあはっはっは。
でもね。喫茶店じゃないんだよね。
こうして私のカツカレー紀行は終わりを告げることなく、翌週に持ち越すこととなったのでした。
またちくいち、報告します。
こんだけ文章して何が言いたいかと言うと、要は来月19日の演奏会来いよ、という宣伝なのでした。
ちゃんちゃん。
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