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繰り返し、うたう

2011/11/13
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音楽仲間の歌詞集を拝聴、していて
ふと、思ったので言ってみた
「ずっと同じひとに恋してるでしょ?」
コイアイが主なのは勿論だけど、
相手のタイプがブレてないもんだから。
「この歌はずっと、作り続ける気がするよ。」
だって成就しない相手だったから。

討論番組なんかに出なくたって、声で発すればそれでたいていカタはつくように思います。
話す、喋る、吹く、叫ぶ、愚痴る、こぼす、漏らす、紡ぐ、ばらす、ダベる、
羅列のれれれ。
王様の耳の実を穴に向けた彼も然りですよね。
声に限らなくても、書く、描く、暴れる、聴くなどいろいろ。

先日、11/3の『音のする風景』にて。
写真の場所は美術館の展示室から抜ける中庭みたいな場所なのですが、ここで演奏をしていて自分でびっくりしてしまいました。

昨年のクリスマス、この美術館でイベントをしました。
展示解説&音楽の実験『とくべつな日のためのうた』。
数点の作品それぞれに恐れ多くも私なりのアンセムをあてていったのですが、
『月光』という絵に着想し、そのイベントに向けて製作した自曲『棚からかみ様』。
そのイベント後はなぜか疑いもなく自然と、しなくなってたんですけど。

時は先日に戻り11/3。その場所でポロリンしていて自然と、演奏してたんです『棚から~』を。
あーミロがのみたい。すみません今この瞬間の率直な気持ちです。

へえ、ふしぎだね、とその時は大人っぽく振舞ってたのですがやはり気になって、
当時の記録『棚から~』の動画をチェック。
はは。
歌詞とかぜんぜん、違ってましたわ。

つまりあれだな、
やっぱりあの時私は成就しとったんだな。
先日の歌詞は出鱈目の様で新しいアンセムだと。
コードもキーも、違っていたわ。
ちゃんちゃん。

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パーマをかけた

2011/11/08
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パーマをかけた
パーマをかけようと出掛けるも
自分たいていぼんやりで
今回だってオーダーはひと言
「パーマかけてください」
パーマを、かけてください
ま、ま それは言い過ぎたが
話しながらまとめる、自分の不精な癖よろしく
スタイリストとあだこだ言いながら、巻く。
いやスタイリストも言い過ぎた。美容師と。

かえり道
ふと、ラーメンが食べたくなって
遅くまで開いている店を見つける。
ラーメンを、すすりながら
・メガネ
・クルクルパーマ
・ラーメン
揃ってしまったと、つくづく思う。
口こ~んなんして。

そこからのかえり道、警官に遭遇する。
咄嗟に斜めアイーンをし、シートベルトに見せかける(その必要は無かったが)。
ラーメンスープのせいで案の定アイスが食べたくなり、スーパーを目指す。
ふと、自分は『いい暮らし』をしているなあ、と俄かに高揚する。
甚だ簡単なもんだ。つい半日前までは書きたい曲が書けないもろもろ、人生が重く恐ろしくてチュンチュン、震えていたのに。
するとまるで自分が人生の酸いと甘いを舐め尽くした仙人を自称してるみたいに思え、途端小さくなる。
そんなのの繰り返し。

スーパーにて
卵を探すが高価い卵しかなく、つぶやく。
好んで高価い卵を食べるひとはどれくらい居るのだろう。
その中に目隠ししても食べたがる人はどれくらい居るのだろう。

ベランダでアイスを食べる。
グラスの円い淵が唇に触れたときのフィット感で幸せになる。
つくづく簡単な奴だなあ、と幸せになる。
アイスが溶けたら夢が覚めるから、飲むようにして食べる。
白桃味は失敗だったと不幸せになる。
次は何だ。

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とりふん

2011/11/04
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車の窓にずっと、とっても長いこと貼り付いていた、鳥さんのおとしもの。
雨でも風でも、雨と風でも(台風)、びくともしなかったがんこもの。
お陰でこの夏この秋は、私が運転中に見る美しい景色全てに参加してました。
カレーを頼んだときに腹神漬けとラッキョがついてきて、ラッキョいらんから腹神増やしてくれや、のあの感じ。
話がそれました。
流石に不思議になってしまい、運転中にふと、指で触れてみました。ガラス越しに。
そしたら取れました。
人生でもおんなじ様な事があるよな、と思いました。

いつか生身で空を飛び回りたい私にとってまた一つ必修事項が増えました。
鳥さんのうんちは、ガラスを突き抜ける。

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ライブレポ 10/22 いとう優歌・中嶋定治ライブ

2011/10/25
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CD置かせていただきました!
レトロなベルベットの、ショーケース。
はなのうずの奥です。まあいいでしょう。
当日CD買ってくださった6名さま、
買ってないけど演奏聴いてくださったみなさま。
ご感想、叱咤に激励、なんでも結構です。
inpho@110uta.net
まで送ってくださると、いとうが小躍りします。

そう言やタイトルに自分の名前が入ったのも、自分から企画持ち込んだのも初めてでした。

いまいちど概略を。
2年前のうずまきフェスティバル(東京・八王子)で対バンするも別会場のため見れなかった『ぺろりんちょ』さだくんを旅行と騙して、いとうの好きな岡山で演奏してもらう企画。会場は同じくそこで共演した『木下デミタス一郎』の紹介でした。

当日のながれ。
昼ついて、携帯を充電。
駅の隅で音出し。
さだくんと合流、荷物置いて倉敷散策。
その後会場へ向かうも店はなく、「引っ越した」と(元)ご近所さん。
そんなこんなで開場。

【出演順】
中嶋定治さん。

いとう。(店主NORiさん撮影)

ひらレレさん。ひらさん無理矢理仕事抜けてきた。

NO∞無さん。

終演後はセッションしたりして、すごい楽しかったなあ。
もっともギターでアドリブできない私はカホンで参戦したため、2日経った今でも左手首が骨折したみたいに痛い!
次もきっとのお約束。次はギタースケール練習してカルシウム摂って来ますね。
NORiさんのホーム『MO:GLA』に連れられ、引き続きダメ出しを貰う。あたたかい。

時間がないから以上だ!
さらば岡山、そしてまた!
あっ感想お願いしますね。
いとう。
(2011-10-26 08:27:00追記)
撮った映像みてましたら、思わぬおまけを発見。
いとう「ゆかさん椅子は?」
ゆかさん(ひらレレ)「あっ椅子、い~っす!」
い&ゆ「あっ…!」

…ねぇ。

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ライブレポ 10/8-9 リレー・フォー・ライフとくしま2011

2011/10/24
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あっ
そういえば。

今月始めに小松島で出演してきた
『リレー・フォー・ライフとくしま2011』
のお写真です~。

リレーウォークの様子。

会場周辺。小松島市バスの事務所。
照明の当たり方があまりにもだったのでサイズ補正のみ。

同日開催の、横須の花火大会。
花火の写真としてはあれだが、下方におるカメラマンさんが見上げてるのを撮りたくて。
さいきんじゃ皆モニタ見て撮ってるんだろうなあ、なかなか見上げてくれませんでしたので。

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おっちょこちょい内閣

2011/10/22
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いま、移動中です。
岡山のバー
『ORiON』で今夜
20時から開催される会
(チャージ1000円)
に向かっています。

バスに乗ってると色んなわくわくが有ります。
運ちゃんは対向するとき、他社のひとにも互いに手を挙げて合図をします。
ホンマゆうたら中には渋々の人も居るのでしょうが、それを差し置けばまあまあ素敵な光景です。
(高校生時分はバス通学でしたので、相手による合図の違いを人間関係としてよく観察してました)

ただ所属を越えて合図を交わすのが仲間意識に依るものだとすれば、ひっくり返すとそれは他の業者、自家用車とは交わさないという点線を実線に結んでゆきます。
じゃあ、ってんで総ての対向車に、歩行者にもそれを始めるとどうでしょう。
右手が下がりませんね。
するとそれが元で血流は変わり左右の手はシオマネキみたいな関係になり、それを防ぐ為に合図専用の義肢『第三の手』がつくられ、それが第二次医療品として認可を受けると売れに売れ市場は興り、それに目をつけた市民団体が原点回帰をとなえ始める…ぐるぐる。

つまり現在、バスの運ちゃん間でのみ交わされるこの合図はそういった別問題を起こさせないようにする、危うい均衡を保つための紙撚りだということがわかります。ました。

バスを待つ間コーヒーを買うと手が一本足りなくなりました。
無理矢理移動したらこぼしました。
あっ今日の会ですがドリンク別となってます。
いとうのシャツのコーヒーのシミを指摘したひとには何かあげます。

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母は言った「わたしは祖母だ」

2011/10/16
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(つづき。)

ところでわたくしギターを弾くために、爪の長さには気を…まあまあ遣うのですが、
純真無垢な少年ダニエルを殺人兵器に仕立てたミヤギさん的に言うと
左手ふかづめ
右手ながづめ
なのです。
この右手の『なが』さがポイントで、これを誤るとそれこそ『ツメが甘い』ということになっちゃうわけで(えへへ)。
以前は割と長めに残してましたが今は違います。
音の好みも勿論、有るのですが何よりも気にしてるのが
『指肉メインのタッチに慣れておかなければ、この先大変なことが起こる』説。勿論自説です。

皆さんはダーウィンの進化論をご存知でしょうか?私は知りません。
かいつまんで言うと、私たち人間の『武防具』は衰退し消失する可能性を孕んでいます。
髪の毛などの体毛、歯、そして爪。
ネズミが太古のものよりずっと小さくなったという論と同様、私たちはこれから来るであろう食糧危機及びエネルギー問題の中で『進化』を余儀なくされ、既に不要のフラグが点滅しているそれらは所詮、蛋白質の遊びとみなされてきます。そして衰退に先立って、ファッションやひとつの表現活動として爪を剥がす、又はウオノメをやわらかくするあのバンソウコウを貼ってそれを軟らかくさせる若者が街にあらわれ始めます(ついでに言うと自家用自動車も低人数用、1人用が出て参ります)。
咀嚼機能を省略した所謂『グレイ』と呼ばれるあの(これもあくまで空想の域を脱し得ないが)宇宙人的顔つき、かんたんにゆうたらガリガリのアゴを想像していただけると分かり易いと思われます。
つまり私たちはああいう風にして未来、合理・簡略化され、その結果爪を失うわけです。

冒頭に戻りますが…そうすると(『そう』に441文字も費やしました)ギターを弾くとき、今度は本当に指肉しかないわけです。その頃になってくると寧ろ昔を懐かしんで付け爪や掌上でメモをとるとき用のプラ板などがアタッチメントとして商品化されるでしょう。いやキリがないのでもうやめましょう。

そんなこんなでギター演奏とご縁の深い爪なわけですが、これを短くしたことによりキーボードが打ち易くなり億劫さが減り、こうしてブログで皆様と交流を深めるきっかけが増えた、そんなタナボタもいただくことができました。有り難い事です。

ここまで媚び諂えて何が言いたいかというと、来月19日の演奏会来いよというお誘いなのでした。ちゃんちゃん。

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父は言った「わたしは母だ」

2011/10/16
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役に立ちそうなタイトルですみません!

おはようございます、いとう優歌です。
洗濯機を回して、そのベランダでお気に入りのチェアに腰かけ爪を切っています
ボッサを聞きながら。
ああなんておしゃれで瑞々しい。イメージとしてはデッキでジャックパーセルを洗う広末涼子さんです(MK5のPV参照)。
しかし現実は厳しいもので、外れてるまま直してない排水管からアタックの水が素足を濡らします。いやでもヒロスエなんて足ごとタライにintoしてたじゃん。全っ然、おしゃれじゃん。
しかし現実は厳しいもので、ネコのトラックが荷物を運んできてドアを叩くのです。
黒猫でしょ?ジジじゃん、超ファンタジーじゃん喋るじゃん!お洒落!
玄関先にそういうホウキも有るし(来月のフライヤ参照)。
しかもお洒落なマグカップとかでしょ?コヒ淹れればいいじゃんお洒落ジャン!!
しかし現実はおつけもの。
頼んでもないキャンペーン品。
いや~ここ数年和のテイストを見直してたんだよね。和ってマルじゃん?ラウンドじゃん!
超安堵感じゃん!ちゃぶ台が円かった頃の家族の絆を求めてウチのちゃぶ台も角取ったしね(円かった時代に生きてないけど)!
しかも食にこだわる男、っていいじゃん!
モテパラメータ高いじゃん!

そうして何とか平静を保ち、ベランダに戻った私は、隣家の開放窓からこれみよがしに聞こえるワイドショーの音声で止めを刺されるのでした。おしゃれ。

長いので分けます。

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喫茶店のカッカレー

2011/10/11
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昨日までの2日間で
カツカレーを3食いただきました。

みなさまにも勿論、ありますよね。
食のノスタルヂイ。
私にとってはそれが
喫茶店のカツカレーなんです。

洗濯物のすずらんの香りがお昼を知らせ。
あら、カツカレーなんてどうかしら。
行きつけの喫茶が閉まっていたので、
文理大近くの初門を叩く。
しかし…カツがない。カレーしかない。
でも店内物色しながら5分かけて着座した以上(ミュージカルを髣髴とさせる運び)、今更「また来ます」は言えない。
仕方なくカレーを。カツレスカレーを食べ、読まない文春読んですごすご帰る。
こうなると私のやけくそが始まりました。やばい自分の中の魔物が、魔物がいま、この街のカツというカレー全てを飲み込もうとしている…!(よい子のみんなはよく噛んで食べてね)
しかし魔物、打ち合わせの為高松へ移動。
夕食の頃合になって、勿論矛先はカツカレー。でも大人の会合だから焼き鳥とキリンビアをやっつける。ほんとはカツカレーが食べたいのに。でも大人だから。
大人になった魔物、飲み過ぎて足を逃す。会を終えてひとり漫画喫茶に宿をとり、カツカレーあるかなと思いきややはりカツがない(あってもさすがに入んないけどね)。
仕方がないからムフフ動画でも見まくろう、と思いきやモニタがワイド画面のため、女優さん全員ぽっちゃりしててちょっぴりホームシックになる。腹いせにティーパック全種をポッケに入れ、入れたが為に翌朝、お会計のときにゴソゴソする。そして徳島へ。
着徳すると時計はもうお昼。徳島駅そばの喫茶の初門を叩く。ランチもやっているし期待できそうだ。
そして来た、もっかい言う。来た!
Oh,you are myカツカレー。スプーンがナプキンにくるまれてないのが残念だが、紛れもなくカツabobeカレー。しかしここで予想外のトラブル発生。

口に運ぶと…うまい。

だめ、なんですよ。
私が求めてる喫茶店のカレーって、
・カレーは安物の缶詰カレー
・カツだけはちゃんと手作り
(あと、できればスプーンはナプキンに包んで欲しい)
これが原則なんですよ、当然でしょ。
グルメブームなんて言葉ももはや苔むしてますけど、つまるところ金出せばうまいもんは食える。
だから、ああ神様ごめんなさい、わたくしめ逆に贅沢なていたらく。敢えて不味いものに資本を費やすなんて。まさにモノ余り。
だからいらないんですよ。
下手に上手いカレーなんて。
初日のカレーもそうだったんだけど、頼むから煮込むのを止めてくれ!スパイスからの手作りなんか止めてくれ!
うまくなっちまうじゃないか!

さて完食はしたものの、このまま飯だけ食ってスッと出るのはまるで私が飯を食いに来たみたいで、純喫茶に失礼だ、などと拱いているとお客様がどやどやと。そう言えば表に『マチアソビ(マチ☆アソビ?)』の幟があったもんね。
席を譲る振りして退出しました。あ~肉、固かったなあ。

そうするとあとは暮れるのみ。
私の中のサザエさんが明日に背を向けて走り出します。
このままお前はかつかれないまま、会社に行くのか。
嫌だ~!
しかし夜ともなると純喫茶は閉店ゴーイング。
私のエンゲルももはや直角に近いくらいの昇り竜。
そこで
ほか弁にしました!カツカレー弁当540円。
すると
カツon theご飯+レトルトパウチ、の組み合わせ。
嗚呼成程この安さはパウチ開けるときにどうしてもうまく裂けなかった片側を無理矢理引っ張って服に付いたときのクリニング代につながるわけじゃな。
ま私の学識はさておき、おもむろにいただきます。
あっこれ!合格です。
若干の味の違いは有るものの、香りやチープさは缶詰に肉薄し、
昼に引き続きまだ筋張っているものの、トンカツは理想的なきつね色。
これは素晴らしい!最後まで粘った甲斐が有ったぞ!安いし早いし近いし!いやあ灯台下暗し、とはまさにしてやられたなあはっはっは。
でもね。喫茶店じゃないんだよね。
こうして私のカツカレー紀行は終わりを告げることなく、翌週に持ち越すこととなったのでした。
またちくいち、報告します。

こんだけ文章して何が言いたいかと言うと、要は来月19日の演奏会来いよ、という宣伝なのでした。

ちゃんちゃん。

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