ひさしぶりに人間の住みはじめた住居なんかは
２〜３年たってからゴキブリが出始めますよ、なんてよくきくのですが
自宅のベランダをガーデンに仕立ててからかれこれ２年
こないだ、ちっちゃい蛙がいました。
ミーミーないてました。
ああこの鉄筋も『自然』になれた、と、嬉しくなりました。

あ〜あ、
「キク科の多年草」って言ってみたいな。

ハロウィンは日本でいうところの『お盆』だときいて、
ちょっとがっかりした私はまだ、バンド名にカタカナ英語つけときゃかっこいい、そんな世代だとかんじました。
秋ですね。
木犀の香り、きれい。
木犀の香りが鼻のあたまのすぐうえを、具体的にいうと鼻通りますよシール貼るあたりのすこし下を、くすぐるように舞ってゆきます。
香りからしてたぶん金木犀なんですが、まわりのひとは『銀木犀』てなに!?と、その存在を信じてくれません。
たぶんオリンピックとかのせいです。『金』至上主義。長生きしたのはぎんさんの方なのにな。
秋ですね。
運動会をすこし、みてきました。
じぶんのときは『敬老席』のお年寄りを「いやあんたら誰!?」と思っていましたが、いまはちょっとわかります。
地域の子どもを地域でみる。地域の子どもはワシらの子ども。勝手におきもち想像してみました。ソウゾウの秋。
秋ですね。
首まわりがまたひえてきたので、ストールまいて美容院いきました。
退店時にストールをうけとりながら「おしゃれに巻いてましたね〜」といわれたけれど元がテキトウなので再現できず、ひどく首のひえる思いをしました。
「いやぁオレ、あるもの着てるだけっスよ〜」ていうのはある種、罪になる。自覚のない美人はひとをきずつける。とゆうところでしょうか。
秋ですね。
光熱費がまた、かさんできました。
秋ですね。冬はまだですか。

a cup of 検尿

ドラッグストアのなか。
うしろからあるいてくる男性と、年長さんくらい、男のこ。

男のこはsaid、
「ねぇおとうさん、なんか『いけん』ちょうだい〜」

なんと！
意見とな(>_<)ぐへっ!! そのころの父親っていったらモウ絶対者 ホームセンターの帰りにスイカバー買ってくれる神ですよ？ そのとと様をキミ、参照だなんて。 どうせならこういう家庭にこそご持参したいもんですね、ハム。

うららかな秋晴れのしたをあるく
真面目そうなネルシャツの男性。
なにかつぶやいている。

私とすれ違いざまにきこえたフレーズ
「…彼女の気持ちを考えると…」

これは公道上できこえたのだから、
ここで書いてもいいのですよね!?

なにかの歌か、または台詞か。
連続するそのひとの、成長のいっときに立ち会えたことを誇ります。
「彼女の気持ちを考えると」の一瞬に。

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あーんママぁ、たっくんがみいちゃんのこと、ぶったぁ！

たっくん、『いもうと』には優しくするお約束よね？
できるわよね、だってたっくんはもう、哺乳類なんだから。

おぼっちゃま、何かありましたらいつでも
このお母様の形見…このブローチをお開きください。
そうすれば中にボタンが有ります。
先の細いものでこのボタンを押してください
さすればペンダントがひと言だけ喋ります、
『いい意味で』と。

「かわいい坊や、そういうときは『オマージュ』と言えばいいのよ。」

今日はポテトサラダをたくさん食べた。
200グラムは、食べたんじゃなかろうか。
ポテサラは時間とポテトのあるときに
ごっそりこさえて、冷蔵しているのだが、
酸っぱくなるリスクも、それが食べ物−食べるためのもの−であるということにも目をつぶって、
かたち有る存在、おかずで満たされた生活が切迫することを恐れ、なかなかたくさんは食べられないでいる。

じつに格好のわるい話である。
「ひとりになるのがこわいから、恋はしない」
まだそんなこと言ってんのか！
この歳で！冷蔵庫に向かって！全裸にソックスで！

でもそれを今日はたべた。
別に乗り越えたわけではない。
けれど、さいきんになってやっと分かってきたのは、
じぶんのしってる料理のほとんどが『旬』をもっていて、
ほしい！と思ったときが買いどきというのは嘘じゃないなと、思えてきた。

昨日、神戸にいて、大きなきれいな月を見た。
ほどなくしてハッとなって、あとでじっくり見ようとあわててバスに乗り、もどってきた徳島で見た月はまるいけれども、すっかりしぼんでしまって空に高く、あれ、今日の月は神戸にあったのかな。
と思った。