こまかい事を考え過ぎて
目づまりしちゃったぼくのフィルター
替えればいいけどそれもなくなるし
そもそもそんなにかんたんじゃ、ない
体力もつかうから今日はおあずけ
全ての話に前置きが要って
ぼくはいつもここ
いちばん後ろでまだ、横ならえをしている
親の顔を知らない少年のように
それでもまだ、つんのめって先頭に目を、細めている
こまかい事を考え過ぎて
目づまりしちゃったぼくのフィルター
替えればいいけどそれもなくなるし
そもそもそんなにかんたんじゃ、ない
体力もつかうから今日はおあずけ
全ての話に前置きが要って
ぼくはいつもここ
いちばん後ろでまだ、横ならえをしている
親の顔を知らない少年のように
それでもまだ、つんのめって先頭に目を、細めている
こないだ、アイスクリームをペロペロ、して居りましたら
母親連れの少年が近くにいて
「やったー!」
とガッツボーズをつくって居りました
文字にすると只のよろこび
もしかしたら台本ともとれてしまうのですが
実際はそんなもんじゃない
もうすっごい笑顔で、GPで
最大限の高揚を表現して、居たのです
私は思いました
ちょっとコンビニの雑誌コーナーぽいな、とも躊躇いながら
「…ふむ、『やったー!』と、言ってみようかな。」
言霊の力なんて言霊士にまかせて
ただその行為がその者の気持ちを引っ張るのではないか
そう、思ったのです。
提案したものの、実際にはさほど浸透せず
仕方なしに言い出しっぺがやってみましたら
「やっっっっっ、たァ~!」
思いのほかテンションあがってきました
社員研修に、自己啓発に。
どうですか人事のかた。
使用権はいとうに帰属する、ということで。
やったー!
おととい
夕方の大通り沿いを
帰路につく少年のランドセル
髪の毛が金色で
ああ、国際的な子なのかな
と思っていたら
近づいてみたらそうでもない
その色はやや、アッシュがかったベージュでまだら
お顔も、がんばってアジア
きっと、そういう方針の親御さんなのだろうなと
親に隠れてオキシドールしてた自分は少しうらやんでいた。
お互いが
信号をまっていると
もっとまだらな髪色の、なまぐさい男子が3人
15~16、といったところか、こちらへやってきた。
すると私の視線の先で小学生、彼らを見つめ始めた。
そんなに珍しいか?夕陽が眩しいのか?小学生の眼はどんどん般若を増していく。
そんなに観てたら映画になっちゃうよ!?
私ははらはら、している。
生ものたちも気付いた様で、よく研がれた鋭いものが小学生をさす。
互いが互いに近づいていって…
先輩方が眼をそらした。
小学生はすこし、口元をゆがませて、ゼブラに乗って帰っていった。
ヒクソン・グレイシー
400戦無敗の男。