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客が来た

2013/08/05
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お客さんがうちに来たとき
なんて声を、かけようか

『何か飲みますか?』
…定番である。因みに喫茶店ではそうは言われないだろう。

『何か呑みますか?』
…同上。酒屋では言われない。

『何か読みますか?』
…髪をきる店などで。図書館や、本屋では言われない。

『何か食べますか?』
…定食屋では言われない。喫茶店では言われる。

『何か押しますか?』
…プチプチ(梱包剤の切れ端)を出しながら。パソコンスクールでは言われない。

『何か止めますか?』
…坊さんには言われない、かもしれない。

何でもできる、何もできない。
いらっしゃいませ、何かやりますか?

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味噌ショック

2013/08/04
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ときどきお世話になっている、78円のカップ味噌汁。
私は、思い募ったためにアツアツを頭からかぶったほど、味噌汁が好きです。
その味噌汁78円がとつぜん、店頭から姿を消しました。
品切れ、というにはラックごと、ない。
これは陰謀だと思います。100円に値上げする、のでなく、100円で売れそうな味噌汁を新たに並べる。
私は騙されないぞ。100円で買うけど。100円で買いは、すーるーけーど騙されないぞ。

以上、新党みそしるの政見放送でした。

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7月21日

2013/07/24
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友人のたんじょう日をわすれていた。
おもいだした、昨日だったァと鼻ひろげたが本当は今日だった。

投票いってから、スーパーで買い物しながら
ああ、ということは私がいつも国産大豆の納豆を買っている
このこともひとつの投票だ、と思った。
そして選挙にでないでも、革新を志すひとは出馬だとも思った。

数年前の自分がみらいの子孫にのこしたレシピを発見する、それで食事をしてみる。
自分が煮詰まって行く作業。
いっしゅんたち止まって、レシピだって時代や環境にあわせてアレンジが要るのでは?と思った。
あれから自分も30代になったし、地球が揺れたり先生が変わったりしたのに、同じレシピでいいのか?
給料日には親子丼が他人丼になるじゃないか。それをしないのは無粋だって。

材料をいつもより大きめに切って、ワイルドな振りをしてみた。
みんながみんな主張をするから、きが狂いそうになった。
デモクラシーは、きがくるう。

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7月22日

2013/07/23
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携帯とか、名刺入れが
やけに落ちるな、とみたら
シャツのポケットが無かった
あれ、あ、そうかこのシャツポッケなかったよな、と
アロハだし、ゆるく納得してたのですが
やっぱり、とゆうか裏表でした。

一票の格差、高校でならったし
なんとなく分かってはいたのだけれど
きょう、中粒納豆を食べようとして開封したときの
ビニールについてるやつをどうしてもひと粒、助けらんなくて
ああこういうことか、小粒納豆だったら、とやっと実感した。

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7月19日

2013/07/23
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ひるたべて
スーパーでアイスたべながら
携帯いじってたら、そぼくな男児が
「なんちよん?」
そう言えばいまの状態をなんというのだろう、このくらいの子どもに『昼休憩』がわかるかな、とおもい
「あそんびょるんよ~。」と、いったらその子に
「あそんどったらあかんよ。」と、諭された。

ああきっとこの子にとっては
この30円のアメちゃんを食べるこれから数分も
すべて仕事なのだ

メガネがやけにお洒落だったな。

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16:30

2013/07/08
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日曜の16:30に髪を切る、予約をした
そんなことを思い出した土曜日の夕方
明日の今頃はどうなっているかな、自転車をこぎながら
斜め上方を見据えて矢文はなった

思い起こせば
予約を入れたのだって夕方だった
金曜の自分があこがれた先の自分に
いま、すこしずつ近づいていることへの高ぶりといったら
そして日曜の時分の自分は金曜の自分に手紙を書いて
こんなんなりましたよ、と親告するのだろうか
金曜と日曜にはさまれて土曜日を生きる
ただひたすらに料理をこさえ待ち人きたらぬ、女のことを思い出した。

いつどんなときだってドラマになるし、ならない
隣のドラマは小説に勝る緑さをはなつ
16:30を軸に据えた私小説が、しばらく続く
他人の出した神輿に乗っかって名前をうしなうことが
実に哀れを感じさせるので

さあ今日も16:30に思いを馳せるとしよう
明日の16:30は何をしていよう。

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