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気(やまい)

2013/05/30
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つるむ
ということばを変換すると
『交尾む』
と出た

最初は、私のPCが賢すぎて
私のタイピングを覚えてしまったか
はたまた、私のPCが破廉恥すぎて
自主的に、漢字を充てたか
そう思った。

いつの間にか、セックス(性、性交)は割と大っぴらに
紙面を賑わすようになった。
このあいだ書店でみかけた漫画雑誌
自分が小学生の時分に、女子が読んでいたもの
まだあるんや、とペラペラして赤面してしまった
ペロペロしまくっとった
そう云えば、確かに
エロいとかエロ○○いとか、SとかMとか
いまでは皆、空気のように言うもんなあ。
コルセット巻いてドレス着てた時代が懐かしい。

破廉恥に限らず、これならモウいっそ
自分がいくらかこっそりと
漢字をあてても、ネットで流布してしまえば馴染むんじゃないか?
なんて、思った。

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黒で塗りつぶせ

2013/05/30
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みんな忙しい、ということなのかな
隙あらば黒、というのは

私は赤が好きだから、赤い車を買いました
フムフムしかし
『塗装した部分』は赤(メーカーによって微妙に異なります)、それ以外は黒
もはや
『黒か、それ以外』
と言いいたくなる。

こないだ新世界の串かつ屋で入店早々「串かつ以外は無いんですか」と尋ねたときの店主の反応は、いま思い出してもボールがちぢむ。
もっと自分が率先して、黒の本当の魅力を探して、伝えなくては。
黒を排除するようにして組み上げた自転車を眺めつつ、そう思った。

ところで今日、木材をさわっていて
『すいばり』が、ささった
針を焼いて、久しぶりにちくちく。
ほんの少しのチョイ残しも、後々のことを考えてしっかり取る。
ふと、もしもこれがベージュだったら
気付かないまま木人間になっていくのかしら
と、思った。

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嗚呼

2013/05/27
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隠れ家的なカフェまで右折50mという
電柱に結わえた看板と

ノー残業デーに21時まで
残業していた私。

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彼女にとっては

2013/05/13
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「…もういいかげん『の』の字を書くのは終わりにしたいの」
あまり知らない南の方に車を走らせて来た。晴れた6月の月曜日。唐突に、彼女は言った。
「それこそ毎日何も知らないで『の』の字ばっか書かされてさ、ばかみたい。」
たまに見せるドナルドの様な唇で、ああこれは不満なんだ、とすぐに分かった。
「だいたい『の』なんて、おっ、おわっちゃっちぇるじゃない。終点から始点まで注ぎ口を移動させること幾センチ…無駄よ!」
ときどき思う。彼女の方がよっぽどか彼氏なんじゃないか。その座標で数値化されたかの様な野田琺瑯の動きは、このカップルの不確かなベクトルを描いていた。
「『の』を書いて戻って、てなにこれ、これじゃ『の』じゃなくて…くす玉よ!割れたくす玉よ!」
そろそろ注文を決めなければ。繕った様な笑顔の店主らしき中年と何度も目が合う。
「…ねえ、だからお願い、NTTとは言わないわ、せめて『8』の字、ううんSOGOでいいの、自己完結させてよ、ねっ。」
彼女はおもむろに、目の前に『当たり前に置いてある』ミートスパゲティを、フォーク1本で器用に食べ始めた。
きっと彼女にとっては服や顔に走る鮮血なんて、それこそ本当に絆創膏で隠してしまえば、なんて言い兼ねない。微々たることだろう。
この料理が自分のプライベート・ゾーンぎりぎりで頬杖をつく、この男のために出されたものだとしても、彼女にとってそれは今はどうでもいい。今は。

彼女のそういうところが、嫌いだ。

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ロングレッグアゴー

2013/05/13
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私は脚が短い
そのことは機を得る毎に公言して来た積もりだが、現状をみるにこれは未だ積もりの域を脱していないのだろう

私は脚が短い
十数年前の記録に拠れば、私の座高は100センチである
そして股下はおよそ70センチになる

私はスレンダーだし、そんな自分を嫌ってないから、周りには逆に『脚が長い』と思われるようだ
甚だ、迷惑である
私がひとに『がっかり』される時、いったいどれほどのMPを消耗していることか
勝手な想像は妄想に他ならない

私が着ているセットアップは父からのお下がりが多いが
10センチ近く高身長である父の上着はジャストフィット
スラックスは…直す
これが親子とは言え拭い去れない諍いと云う物で有る

ジーンズショップで
矢張り、同じ様な悩みを抱くことは必至
スソ上げる量が半端ないので、仮にタダでも自分で上げる
珠に、あっぴったりだ!と云うのが有っても其れは
レディースか、メンズの9分丈である。

若しも隔世遺伝が起こったら
父の孫がまたこれを着られる様に
スラックスのスソを落とさず折り込んでいるのは、私とテイラーの密約である

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boys,go home without sideway(少年よまっすぐ帰れ)

2013/05/13
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昨日のこと。
近所のジェラ屋に足繁て、その帰りみち。
アイス、ペロペロしておりましたら少年が道を尋ねて来た。
日曜の昼下がりだから、てっきり福音書をそら読みする少年かと構えたが。

聴くと少年、○○小学校への『ルート』が分からない、と。
私は即答した、それ君の小学校じゃよね?と。
5月の日曜の昼下がりだから、少年には悪いが熱中症を疑った。
話を統合するに、『鬼』から逃げてる内に不慣れな、通学路と反対の、この辺りまで来てしまった。
逃げ過ぎて…仲々、十代してるじゃないか(8歳でしたけどね)。

交差点で背筋を伸ばしてじっと待つ少年は実に礼儀正しい。
私はふと気になった。この画のままでは私が少年からアイスを奪い取ったモラトリアムの剛田武に見えるじゃないかペロペロ、と。
食べる?と差し出した。しかし少年はやはり、丁重に断った(まあ食いさしや、要らんよな)。
道中、少年は色々な話をしてくれた。学校で読んでいる本のこと、今日遊んだ上級生(彼を見捨てた戦犯)のこと。
しかし私は、まさか自分だけが貪る訳にもいかないアイスが、溶けないか溶けないかと必死で見張っていたのだった。

私の視野に小学校が入って来たころ、少年の電球もチカチカっ、とし始めたらしく、2人はお別れをした。
私は言った。「まお兄さんもずっと『いきかた』が分からないんだ。」少年は聞いていなかった。

コーンの底から元アイスをチューチューし乍ら、否待てよ『お兄さん』はなかったよなお兄さんは、と反省した。

ところで我々の福音書こと『BOYS BE…』を散読してきて思うに、
ここで言う『大志』とは『エロ』のことで良いのでしょうか。
否若しくは、そう思ってしまう私のアンビシャスがまだまだ足らないのでしょうか。

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れぢゃ~!

2013/05/01
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『中ケガ』
とはどんなものかと考える。

何れにしても今は未だ
ブランド力が乏しくて
「ひどくはないけどぉ、あっでも擦りむいちゃった、とかよりはひどいかなぁ。」
痒くなります、中学生の男女仲。

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休日はバルコニーで爪を切り

2013/04/30
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トラブルや 最初からの思いの違いなんかで
すすめたい話が固着してしまったりしたとき
だいたいどちらかがエクトプラズムのように
「ふー、難しいねえ。」

わたしにとっては まだ
毛の色が緑じゃないデッキブラシを探すことのほうが難しい
デッキのこすりかた こする道具まで
こんなにも団地めいているなんて

まウチはただのベランダですけど

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