キャプションのいらない音楽でありたいな
と、自分はおもっている。
聴いてくれる初対面のひとにそれを説明すると
それがまたキャプションになる。ぷう。
そんな話を、スタイリストと、していた。
そんな話自体はしていないけど。
そんな話と通じるものを感じながら、隠れ家的な『いい』店が続かない、あるあるを紐解いていた。
永遠はない。この体もそろそろ折り返しだ。
それを2倍したのがこの体の永遠だ。
うしろでスタイリストは、パーマネントと云う皮肉な名前を私のヘアに処していた。
ここのところ視野が狭くなったのか、よくぶつかる気がする。
たとえ話じゃなく実の話です(たとえの方は生まれつきです)。
皮肉なカーリーヘアで緑内障の検査をうけた。医学的にはまあ全く問題なかった。
医学的に原因がないのに結果がある、のもそれで微妙だ。つまりおっちょこちょいだ。
きっと医師は私のことを『男一本気』とカルテに記したに違いない。ドイツ語で。
検査の流れで視力も診てもらった。
視力検査のメガネ、皆さんみたことあります?
マイスターっぽい、ごつごつしたやつ。
レンズ出し入れできる機構だから、メカっとしちゃうんですね。
色んなメガネが世を縁取る今日びでも、あれだけはまだ異端です。
でも検査ですから、となりブースのお嬢さんにも、ネクタイさんにも、笑いません。
だって検査ですもの。ハロウィン同士で妙に仲良くなれる、あのダイナミクスですもの。
でも外で結果待ってるときに、かけたまんま、はずるいわー。
受け答えのはきはきした、中学生の少年。
うん、なんだ元気な声だぞ?そこには小さなマイスター。
それは笑うよ。いままで我慢してるからね。
「はい。はい。大丈夫です。よく見えます!」
それ返すやつだからな!
クッション言葉がクッションを果たすのと同様に
ツッコミがボケをボケたらしめもするように
こないだ買ったシャガール(複製の複製)より額縁が高かったように
自分の意識のおよばないところで世界が回っていて
自分の世界は実はその成果物でこそ満たされているのかもしれない、けど
それに思いを馳せることはともするとオカルトがち
だから、おぼえていないと忘れる
夢喰う貘にも似た、夢の中でしか会えないともだち。
だけどしっかり、実世界にも存在しているんだね。
誰かの印象で明日が変わる。
自分の人生はきっと、自分の認知のみでできている。
だからそこにある結果が、自分の認知を越えていても、
それは諍いにはならない。机上だけど。
まとまらなくなってきた。25時だから寝よう。
誰かのまとめになりますように。グウ。
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